中小企業は経営者の能力次第で伸びていく アポア店舗リフォーム設計施工 三重県四日市市

年を追うごとに経営格差が拡大している、似たような資本規模・従業員規模でありながら、なぜ経営格差が生じるのか、有能な人材の有無、売れる商品を持っているかどうか、技術力の高低など、さまざまな要因を思いつかれたかもしれない。確かにそれらは格差を作り出す一因ではあるが、原因ではない。では、中小企業の経営格差を決定つけるものは何か?
それは「経営者の能力差」である。中小企業は経営者の能力次第で伸びていき、また沈んでゆく。企業が倒産する原因を突き詰めると、最終的には経営者にたどり着く場合がほとんどだ。経営の運命を握っているのは経営者の資質である。これは間違いない。だから業績が上がらないのは社員が無能なのではない。経営者自身の力量不足に原因がある。実際、経営不振企業の再生案件を見ると、最も効果の高かった改善策は、経営者を代えてしまうことであった。業績が低迷する中小企業を立て直すには、商品政策や人材教育をテコ入れするより、まずは経営者自身の考え、態度を改めてもらうことの方が先決である。だが現実には、不振の原因が自分にあることを認めようとしない経営者が大半だ。例えば、ある中小企業の経営者から「幹部教育に力を貸してほしい」と頼まれたときのことである。その経営者が言うには、「経営コンサルティングは必要ない。わが社の弱点は自分が一番よく分かっている。幹部を鍛えてくれるだけでいい」とのことだった。経営不振の原因は幹部に有るといわんばかりである。そこで、幹部に”世論調査“をいったところ、経営者への不満や批判が噴出。「経営者は立派な人間だと思うか」という問いに「そうは思わない」との回答が大半を占めるという有様だった。まだ、取引先にその会社の弱みについて質問すると、「経営者に問題があるようだ」という声まで出てきた。「わが社の弱みは分かっている」と自認する経営者が、実はその会社の最大の”弱点“であった。「ウチには営業を任せられる幹部がいなくて困っている」「わが社の社員は何でこんなにやる気がないのか」。中小企業の経営者は例外なく。有能な人材に恵まれていない現状に不満を抱いている。「わが社の社員は有能です。いつも助けられています」という話を聞くことはめったにない。グチを言いたくなる気持ちは理解できるが、社員に「有能になってくれと」と頼んでみたところで、有能な人材に突然変身するわけでもない、「過去と他人は変えられない」のだから、まずは経営者自身が発想を転換し、自分の能力を伸ばしていくことに専念した方がいい。経営者が自らの「態度」を見直して、改めるべきところを改め、創造的なパワーアップに努力すれば、少なくとも現在の3倍の企業活動が可能になると実感している。いま伸びている企業の経営者は、実際にそれをやっている。
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