自分に足りないもの  店舗デザイン設計 三重

自分に足りないもの

 
『自分にないものばかりに目が行くと決して満足できない』
と米国で最も有名な女性オプラウィンフリーは言った。
オプラとは、日本ではほとんど知られてないけど、
米国では、超有名な芸能人。あのザ・シークレットも
オプラがTV番組で推薦したから爆発的ヒットに
なったと言うくらいだ。
年収がなんと336億円!
ほぼ、1日1億円の収入と言う
一般人からすると、想像もできない程の
成功を手にしている。
ちなみにオバマ大統領も
オプラが指示を表明した事で、
選挙でかなり有利になったと言う・・・
そんな、想像もできない程の成功を
おさめた彼女でさえ、『自分に足りないもの』
が、まだまだあるようだ。

しかし、彼女のスゴい所は、
”自分に足りないもの”をできるだけ
見ないようにしていると言う事。
そして、”自分にあるもの”
に集中していると言う事だ。
僕らはどうしても、自分に足りないもの
そして、他人が持っているものに
目がいってしまう傾向がある。
「隣の芝は青く見える」
とはよく言ったもので、
他人の成功はうらやましく見える。
僕の知り合いで、億単位の年収を
取っている人がいたけど、その人は
ずっと、自分の足りない所に目を向けていた。
そして、他人の成功を見て、
自分にだって、自分にだって、
と言う態度になっていた。
周りから見れば、彼自身だって
羨まれる存在なのに・・・
しかし、それが逆に
成長の原動力になっている
と言う事もまた事実。
ようはバランスの問題。
「自分の足りない所」が全く見えない人は
それ以上成長する事ができない。
しかし、ソレばかり見ていては
決して、満足感を味わう事もできない。
心は常に嫉妬でいっぱいになる。
このバランス感覚は
色んな面でとても重要だ。
バランス感覚がないと、
「絶対的」な考えに陥ってしまう。
マイナス思考は絶対ダメだ!とか、
絶対的な考えとは、要するに思考停止状態。
何事にもバランスが必要だ。
この場合、割合的には9:1か8:2
くらいで自分にあるものと自分にないもの
を見ればいいかな?