和のテイストで仕上げた サラリーマン割烹 彦兵衛 三重県松阪市

夜にライティングされた彦兵衛のエントランス

松阪駅から徒歩6分の位置にある、サラリーマン割烹 彦兵衛がリニューアルオープンしました。

落ち着いた石の雰囲気に、木と竹の柔らかさを合わせてデザインしました。

看板は小庇の照明でライティングし、高級感を演出しています。

浅い黄色の壁に瓦屋根、犬矢来に二階の格子窓が和を思わせる
松坂城から近い立地のため、お城の石垣をイメージしたデザインを採り入れている

以前の店舗から和風のイメージはそのままに、アプローチからデザインを一新。

四角錐状の石張りの柱は、松阪城の石垣をイメージしています。

和モダンな四角錐の灯りを、石垣風の袖壁と対になるように配置
庇の下のアプローチは茶室に向かう小路のよう

四角錐の灯りを石張りの柱と対になるように配置しています。

清潔感のある白暖簾をくぐった先は、風情ある小路を意識したデザイン。

写真右奥足元にある窓は、表の看板下にあった犬矢来の裏側にあたる

看板下の犬矢来は、風除室足元の明り取りをデザインを損ねずに設けるための工夫です。

一階にあるカウンター席も、靴を脱いで一段上がる造りに
柱列のスクリーンでゆるやかに間仕切った一階の客席

内観も和風のデザインです。

サラリーマンが仕事帰りに寄れる店として、一日中履いていた靴を脱いで寛げるようにしています。

靴はそれぞれの部屋の上がり框の下に仕舞えるようになっています。

柱列の奥の席は掘りごたつ式
六人掛けの掘りごたつ席

デザインは和風の座敷ですが、座席は全て掘りごたつ式になっており、椅子の生活に慣れていても無理なく寛げます。

二階の宴会場も掘りごたつ式。パーティションで分けるためのデザイン
二階宴会場前の廊下にはパーティションの区切りごとにドアを設置してある

二階の宴会場は可変パーティションで仕切ることができ、それぞれに入口と下足入れを設えてあります。