津市久居ホール(仮称) 設計プロポーザル 三重県津市
こんにちは APOA です
本日、5月21日は二十四節気のひとつ「小満」です
立夏から数えて15日目頃
陽気が良くなって、木々が若葉に覆われ、
万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから
「小満」といわれています
この頃は真夏日になる日もありますが、
本格的な梅雨を予感させる 走り梅雨 のシーズンでもあります
そんな今日は、(仮称)津市久居ホールについて!
ホール完成予想図
(仮称)津市久居ホール 設計プロポーザルで
久米・アポア共同事業体(㈱久米設計名古屋支社/㈱アポア)が
「市民の日常の文化活動を活性化する、誰もが気軽に立ち寄れる開かれた文化施設をつくり
久居地区の文化レベルを底上げすること」をコンセプトに
(仮称)津市久居ホール 設計プロポーザルで
久米・アポア共同事業体(㈱久米設計名古屋支社/㈱アポア)が
基本計画とその基盤となる劇場法の分析を行い、それを方策に結び付けている提案として、
高く評価され、最優先候補者として選定されました「市民の日常の文化活動を活性化する、誰もが気軽に立ち寄れる開かれた文化施設をつくり
久居地区の文化レベルを底上げすること」をコンセプトに
隣接した久居ふるさと文学館とともに文化地区を構成しながら
文化活動を街全体に発信する施設をつくります
室内広場イメージ
プロ公演の鑑賞ではなく、市民自らの創造による文化育成の場と考え
・明るく開放的な居心地の良い公園のような施設
・共用部に多くのテーブル、椅子を配置
・練習室など、活動室の中が見える
・共用部に広場をつくり発表できる
などなどの方策で
多様なニーズに応え、文化芸術の創造を推進
1階には
支所サテライト(市民サービスコーナー)を設け
証明書類の発行など 市役所の簡易な手続きを請け負ったり
気軽に立ち寄れる憩いの場の1つとしてのカフェを
2階には
電気楽器など大音量の演奏に対応した練習室や
体験交流室などを計画しています ホール内観イメージ
メインホールは
形状・材料などの建築要素によって決まる生音の演奏に対して、
反射音が連続的に広がるボックス形状
バルコニー席を設け、舞台が観客に取り囲まれている形状とすることで
臨場感のある客席空間を創出
平土間席から天井高さを13mとり 気積を確保し、響きの良い断面
サイドバルコニー下面とその上部2段の音響庇を設置し、初期反射音を充実させ、
密度の高い響きを実現させる
クラッシック音楽に適した平面・断面形状とし
使い易く高次元で多ジャンルに対応する一流のホールを計画しています
また、大庇による日射カット、高断熱ガラス等の採用により外部からの負荷を低減させ
床吹出による居住域空調の採用により、高天井でも効率化を徹底
プチトップライト(自然採光・自然換気)による照明エネルギーの低減、
ソーラーチムニー(温度差換気:中の空気を日射で暖めて、温度差により自然換気を促進)、
クールヒートトレンチ、井水と雨水をWC洗浄水に利用など、
自然エネルギーを徹底活用し、コストのかからない高効率の施設を計画しています
材料強度や耐久性があり、掃除がし易い材料を採用し
長く使い続けられる長寿命の建物、
汚れにくく、清掃がし易い衛星器具を採用し
ランニング・メンテナンスコスト低減により
LCC (Life Cycle Cost)を大幅に削減し
ローコストでハイスペックな文化施設として
同計画は、今年4月に着工し 2020年6月の完成を目指しています!
(津市のHP「(仮称)津市久居ホールの工事進捗状況」をご覧ください)
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