リラックスできる空間の色使い 津市 注文住宅
私たちの身体は光や色によって筋肉反応を起こします。
この反応の度合を専門的にライトトーナス(光や色に対する筋肉組織の緊張度)と呼んでいます。
中間色の代表であるベージュのライトトーナスの数値は23、これは筋肉緊張度が最も弛緩した状態の値です。
ちなみに青は24、緑が28、黄が30、赤は42で最大値です。
また、ベージュは私たちの肌の色と同系色、類似色になっています。ベージュが人をリラックスさせる理由としてカムフラージュする効果があります。遠い祖先から幾世代にも受け継がれた人間の本性に根ざしたもので、同系色なら目立たないし、敵の襲撃からも身を守れる保護色となり、安心感につながるのです。
住まいの中で、最も中間色に溢れているのが和室。
だから、和室はリラックスできるんですね。
本日の内容は本日発刊の「Weekly HABITA」より~