自然素材と落ち着いた色調がトレンド

今年のチェルサイエは、全体的に目を見張るような華やかなデザインや新しい表現方法は見当たらず、石や木といった自然の素材感が環境意識の高まりと共に増加傾向にあります。
また、色調もモノトーンやベージュ系が多く、「ミラノサローネ」と同じ傾向にあることが伺えます。展示会で見受けられるユニークな存在が影を潜め、汎用性の高い商品が多く並んでいることから、各社とも「売り」を意識していると推測されます。これも「ミラノサローネ」と同じ傾向で、市場が求めるものでトレンドが形成されるといった図式になっています。